テキスタイルマンに会った

 

 いつも自信満々のJETMINMINですが、地元浜松の生地メーカーさんからは非常に冷遇されていて、例えば生地の見積りに何ヶ月もかかってようやく発注できたと思ったら納品までにまた何ヶ月もかかったり、ウチは自衛隊にもオリーブの生地を納めてるんですよと言う割にそういう生地は見せてもらえなかったり、極め付けは1時間半もかけて辺鄙な場所にある生地メーカーに伺ったのに、ショールームに入れてももらえずB反が雑然と置かれた倉庫に案内されて、いいのがあったら声かけてくださいって放置されたり。どこに行っても全く相手にしてもらえない、感じ。

それでも我々は生地の産地で有名な浜松のブランドだから、浜松の生地を使ってトートバッグを作りたい。
でも、そんな思いは浜松の生地メーカーには届くことはなく苦戦の連続。唯一、お気に入りの生地、生機の "ハママツカンバス" も工場を閉めると言われ、もういっそのこと、浜松の生地を使うのをやめて、日本製の他の生地に全部変えていこう、と決めていました。

テキスタイルマンに会うまでは。

日本国内のいろいろな生地メーカーから、JETMINMINのフラッグシップトートのBALLOOON! を作れそうな生地のサンプルを集めはじめていた時、たまたま地元浜松の生地メーカーの生地を見つけました。
それはオーガニックコットンの生地で、私たちは大して期待もせずに見本帳をお願いしました。
そしたらアトリエに行ってもいいですか?
って。珍しいヤツだなあ、まあ、断る理由もないし、すぐに帰ってもらえばいいかな、ってつもりで
いいですよ。
って。
そしたらその人、語るわ語るわ。生地のことが大好きなのが伝わる伝わる、目頭を熱くしながら
面白い生地を作っていきたいんですよ。
って。
面白いヤツ。随分久しぶりに会う変わったヤツ。真っ直ぐで。この浜松の斜陽産業をもろともせず何か革新めいたことを出来ると信じて前進しているバカなのか天才なのかわからないヤツ。自らを "テキスタイルマン" と名乗るその男を、私たちは大好きになっちゃって、彼の作る生地をぜひ使いたい、ってなっちゃって。
私たちも負けず劣らずのトートバッグバカだから、このテキスタイルバカと組めば最強のバカになれるかも。
ポジティブテキスタイルバカ✖️ポジティブトートバッグバカ🟰サイコーにハッピーなトートバッグ って方程式。
今後、少しずつですが、テキスタイルマンの生地を使ったアイテムをリリースできると思うので、ぜひご期待ください。

そのテキスタイルバカ、いやいや、テキスタイルマン @textileman.jp の古山くん @koyama.insta と一緒に飛んでみました。
バカだから、
飛んでる。

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